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ママンよりあなたへ…


by fuku_mama
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2010年 04月 23日 ( 3 )

どんの物語 エピローグ

どんが亡くなって 10日たちました。

どんがなくなったあと、どんのために用意していたものが
たくさんたくさんあって、それを片付けるたびに涙が出てきてしまいましたが
だいぶ落ち着きました。

どんとの濃い時間は、私たち家族にもいろんな気づきを与えてくれて
猫たちもそれぞれに成長していきました。

しばらくは、レビがお風呂場をのぞいて

ちょっとさみしげに帰ってきて涙を誘いましたがそれもなくなりました。

どんは、洗濯物干場の向かいにあるちいさなお墓で眠っています。

毎日ママンがお洗濯する姿がみえて、うちの猫たちもちょろちょろするので
さみしくはないでしょう。

どんのおむつを最後に干したとき
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あんまりまぶしくて
やっぱり泣いてしまいました。



どんのけなげな仕草がひとつひとつ切なくて
やさしくて、はかなげで
(ボク、ちょっとはずかしいです)
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桜のつぼみが膨らんだ頃に来たどんは
桜が満開の時にお空にいってしまったけれど
これから先、きっと桜を見るたびにきみを思い出すでしょう。

そしてきみを待つでしょう。


















どんが いました。



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おしまい。

ーーーーーーーーーーーー
長いあいだ、どんの物語におつきあい下さり
本当にありがとうございました。
by fuku_mama | 2010-04-23 08:09 | ママン日記

どんの物語 4月3日

神様は、すこーしボクにおまけの時間をくれました。


日付がかわってずーっとお水を飲んでないボクに
ママンさんはおもちゃの注射器でお水を口に入れてくれます。
乾いた口が少し楽になっておいしい。

もっとママンさんとお話ししていたいのに
ボクはとつぜん寝てしまう。
またふっと気がついて、ママンさんに声をかけるの。
「ついてくれていてありがと。」
「新しいタオルをありがと。」
「お水くれてありがと。」
「ボクを抱きしめてくれてありがと。」
「おいしいごはんをありがと。」
「あとね、あとね、」

「うんうん、ほら声枯れちゃうからしゃべらなくていいのよ」

「でもね、ボク いっぱいいっぱい いっときたいの」

でもまたボクは気が遠くなって寝てしまう。

朝五時頃になって、おじちゃんがちっちにきていっしょについてくれるようになりました。
ボクはとてもよくないらしくて、ママンさんもおじちゃんもとても心配そうです。

ボクは痙攣が多くなってきておじちゃんがボクに向かって
ありがとうのパワーをたくさんたくさん送ってくれたの。
そしたらボク、力があふれてきて立ち上がっておじちゃんに力いっぱい
ごっつんしました。
この手から始まったボクのしあわせな時間。
ボクをココにつれてきてくれた人。おじちゃん、おじちゃんありがとう。
ママンさんいっぱいなでてくれて、ほおづりしてくれて大切にしてくれてありがとう。

「どん、こんど生まれたらまっすぐここへおいで、道草せずにまっすぐおいで約束だよ」

ボクはこの声を聞きながらたくさんのありがとうをかかえて最後の大きな息をしました。
ボクはとってもしあわせでした。



ボク、どんです。
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by fuku_mama | 2010-04-23 07:58 | ママン日記

どんの物語 4月2日

桜の花が咲きはじめて
花びらが風にのって飛んできました
ボクは夢の中でも夢から覚めてもしあわせでね

みんな大好きです。


大きなベットになって体は楽だけれど
何となく落ち着かなくて箱が大きいぶん、すきま風が通って
少し寒かったけれど 体温が低いままのボクを気遣って
ママンさんはたくさんショールをかけてくれました。

この日の朝に食べたごはんが最後のごはんになりました。
お水も夕方には飲めなくなりました。
ボクはなんだかどんどん疲れてしまって
すぐ眠ってしまいます。

もういつおトイレしているかもわかんなくなりました。
それでもちょっと起きている時は顔をあげて、少しお話してました。

ボクの声・・・ちゃんときこえる?
ボク・・・だんだん声が出なくなっちゃってて
お口だけのときあるんです

でも ママンさんはちゃんとお返事してくれて
ボクね
もううれしくて
でも ちょっと死ぬのってこわいです。
このまま眠っておきることないのかな?

息が止まる時はくるしいのかな?

午後はずっと居間で光線治療。
うとうとしてたら、レビちゃんがきてくれたよ。

「まだ治らないのかな?
ねえねえ、早く治していっしょにあそぼ。
 木登り教えてあげるからさ。
 あっくん、どんくさくて登れないんだもん。
 みーちゃんはおてんばはいけませんっていうし。
 
 こんどヤモリとってきてあげるから
 しっかりたべて元気出してね。」

だって。
ああ・・ちょっと残念。
ボクいっしょにいけそうもないけど
ちょっとおぼえててくれるとうれしいな。えへへ

そのあと レビちゃんと木登りする夢を見ました。
大きなケヤキの木に登って夕焼けを見ていました。
夕焼けの色はハロゲンヒーターの色でした。


夜になって時々 体がいうこときかなくなって
びーんてのびちゃったり ふるえたり

ママンさんは夜になってボクが目が覚める時にはいつもいてくれて
ずっと手をにぎっていてくれました。

ときどきちっちもしていました。

ときどきレビちゃんがのぞきにきてくれました。
ありがとう。
ごあいさつできなくてごめんね。

ボクの命はちょっとずつ0にむかって流れてく
あと何回息ができるだろう
あと何回目が開けられるだろう

ママンさんいっしょにいてね。
ボクを一人にしないでね。

静かに日付がかわっていきました。
by fuku_mama | 2010-04-23 07:53 | ママン日記