ママンよりあなたへ…


by fuku_mama
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木内鶴彦山のお話 2

続きです。
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死後の世界
 
それはそうとして、さてここら辺から、そういう経験をしたこともすべて含めて、今からお話する臨死体験の話ってのがあるんですが、この臨死体験の話今からさせて貰いますが、皆さんこれはっきり覚えてて欲しいのは科学的根拠がないということなんです。
このことについては。私は一応星やったり科学やってる人間として、あいつ、いい加減なこと言ってるなあなんて言われちゃうのいやなんで、はっきり申し上げておきます。科学的根拠はありません。何故か。科学的根拠というのは、例えば新しい星を見つけた時に当事者以外の人も必ず確認をするんです。確かにその通りだと、言ってそれで、科学的根拠になるんです。
だけど、臨死体験だけは・・・。おわかりでしょ。ですから、あくまでもこれは私の経験ということで聞いといて欲しいです。で、先ずこのことを先ず知って欲しいし、それからいわゆる臨死体験をした方々のお話とは大分違います。はっきり申し上げます。
 
というのは、他の人達は、後でわかったことなんですが、これは立花隆さんが私のことを記事にするということで私のところに取材に来ました。あの人も執念深い人です。先ず、脳死の人を人の死と認めて良いかいけないかということに対して、あの人はもの凄い反感を持ったわけです。それはもう人の死ではないんだ、未だ生きてるんだという話だったんです。
ではその証拠を見せろということで、立花隆さんはどういうことを考えたかというと、いわゆる臨死体験者はみんな記憶があるんではないか、意識があった筈だ。だからあの状態でも意識がある筈だ。そうすれば人間としての機能も未だある筈だ。ということなんですね。それを死だと言って殺して良いか、いけないか、それはいけないんじゃないかということを立証するために、世界中の臨死体験者を調べたそうです。
ところが、彼が一つ到達するのがあるんですが、殆どの臨死体験者と言われる人達は要するに仮死状態で生き返るということです。つまり例えば棺桶から出て来て、何日か経ってから棺桶から出て来たという人はよっぽど悪い先生に診られた。仮死状態のうちも死んだと思って入れられちゃって出して貰えなくて後からゴソゴソ出て来たというね、こういうこと実際にあるんだそうです。
ただし、一つだけ言えるのは心臓と呼吸と脳波の停止まであった時には話は別になってくるんです。脳波が停止するとなると、脳に血液も何も行かなくなるとどうなるかというと全部これ崩れていってしまうんです。脳ミソが。だから再起できなくなります。
で、仮に再起したとしても相当そこら中に異常があるということになるんだそうです。ですから、そういうことは有り得ないということになってるそうです。
 
ところが私の場合は、22歳の時に、丁度ミグ25ってのが日本に来た時に私一生懸命仕事しました。夜も寝ずに。それが祟りまして、その当時流行ってましたポックリ病に、僕、流行にすぐに乗るもんですから、ポックリ病に罹りまして、ポックリいかなかったんですね。ポックリいかなかったんですが、そっから地獄です。
倒れてから暫くしてからどうなったかというと、そうですね、一晩で72キロあった体重が43キロになってしまった。一晩で。それは何が原因かということなんですが、どうも腸か何かが神経の使い過ぎで背骨と動脈がくっついてしまうんですね。その間に十二指腸が走ってるらしいんですが、それが圧迫されちゃってて、食べた物が全部通らなくなってしまう。そして胃袋の中のいろんな物が全部吐き出しちゃってそしてバランスを崩して死んじゃうということなんです。
だから、鼻からポックリ倒れちゃったわけなんですね。鼻から管入れて出してるうちに、みんな身体のバランス全部おかしくしちゃうから一晩持たないそうなんです。ところが、僕の場合、そのまんま、持っちゃったんですね。あれっからが地獄なんです。人間って思い切り痩せるとどうなるかというと、凄いダイエットに成功したなんてものじゃない。細くなり過ぎてこういう腰骨とかがね、骨だけになっちゃうんですね、そうすると、同じとここう寝てると擦れてきて痛いんですよね。そのうち、ドンドンその擦れたとこが赤くなってきて膿んでくるんですよ。床擦れ。
それが最初こっちのお尻と、上げて今度こっちにしてたんですよね。そしたら、こっちができて、円坐というのやると今度は周辺からドンドンでかくなってくるんですよね。あれ匂いがしてくるんですよね、凄く、腐った匂いがしてきて、体力ないですからドンドン腐っていくわけですね。腐っていくんですよ。で、それ膿を出して貰う時、ほじくられて痛いんですよ、あれ。経験あります?大概、ないんですよね。何故かといったら、そうなっちゃうと助かった人いないんだそうです。
お医者さんに聞いたら。私はそうなって助かった人なんですけど。あれは地獄ですわ。あの針の莚の上というのはあのことじゃないかというくらい。焼けた火箸というか凄い痛いんですよ。だけど私は骨と皮になっちゃってますから、周りから見ると意識がないように見えるんですって。
一番驚いたのは、僕の自衛隊のついこの間まで一緒に仕事していた人が病室入って来て、僕の顔見て部屋間違えたと言って出てっちゃった。あいつ、何やってんだ、あれれれれって、平気な顔してね、うちの姉が飛んで行ってね、いや、これ誰々って名前言ったら、入って来ていきなり俺の顔見て泣き出した。
こいつ何だろうと思って。俺、顔見せて貰ってなかったんですね。骨と皮になってる状態で。で、何かおかしいな、おかしいなと私思ったんですが、その時顔洗うと言って少し起き上がって、洗面器で顔見たら化け物でしたね。こんなにふくよかじゃなくて、もう本当に骨と皮になってましたね。生きた屍、骸骨ですよね。骸骨の顔になってるんですね、びっくりしましたけど。そういう状態でも人間って生きてるもんなんですね。
 
それから約2週間。長いでしょ。この間何も食えないし、腹減るしね。腹の虫鳴りっ放しなんてものじゃないですけど、とにかく何を感じたっていうと腹減ったっというので、それだけあったですね。その間にいろんなのがありましたね。で、例えば朦朧としたりまた戻ったりするんですけど、そのうち眼が見えなくなったり、だけどああいう時って耳だけは良く聞こえるんですよ。
丁度、2週間ぐらいした、いや1週間ぐらいしてから田舎の方からうちの親父とお袋が出て来たんですね。で、担当医の先生が僕の状況を説明するということで待ってたんです。で、先生も気利かして廊下で説明するんですよね。私に聞こえないように。私は耳だけは良く聞こえてるわけです。
皆さん気を付けてくださいね。病室行って意識がないと、朦朧としてないと思ってる人にその近くで、後どのくらいでどうのこうの、財産はとかね、お墓をどうしようかとか余り言わない方が良いですよね。あれ、気になるもんなんですね、聞こえるからね。でも、結構聞こえてるとどうなるかというと桟(かけはし)ができるんですよね、意識的にね。まあ、それは良いんですけど。廊下で話してる声は聞こえるんですが、お宅の息子さんは癌かもしれない、いずれにしても何だかわかんないけど、身体のバランスがもう全部崩れてしまってる、要するに膵臓も肝臓も腎臓も全部駄目になっちゃってる、唯一毛が生えてるのは心臓だけだ、まあそこまで言わなかったですけど、まあ、そういう状態だということで。本当、心臓だけでもってるというとこがありましたね。そういう状態で生きてること自体が珍しい、多分、このままで行けばもう治療法もない。
ですから、後1週間の命。先生の見立てというのは正確ですね。一週間の命と言われて皆さんだったらどう思います?私は22歳です、その時は。90何歳だったら、諦めも早いかもしれないけど、22歳は諦められないですよね。先ず、死という世界を想像するんですが、だって死というものが目の前に来るわけです。それまでズッと僕は子供の頃からどちらかというと科学少年でしたから、死後に世界があるなんてこと信用してませんでした。この中で、死後の世界を信用してる人います?あ、結構いる、びっくりしましたね。
で、死後の世界、何故ないかと思ったかというと、死んでしまったら、物理的に脳ミソが無くなってしまうんじゃないか、そうしたら意識というのは有り得ない、無くなってしまう、消えてしまう、だから死後には世界がないんだって言い聞かせた人間です。しかし、その当時から良く聞いたのは隣近所、うちのお年寄りなんかも言ったんだけども、死んだら三途の川があってお花畑がある。へえ、お年寄りはいろんなこと言うなあなんて馬鹿にしてたんですね。そう馬鹿にしてたんだけども、実際に自分が後1週間の命だとなるといろんな事考えるんです。
 
by fuku_mama | 2009-12-27 16:57