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ママンよりあなたへ…


by fuku_mama
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木内鶴彦さんのお話 1

ありがとう村サイトの
木内鶴彦さんのおはなし。
サイトが不安定なので、消える前に転載しておきます。
とてもためになるお話なので、読んでみてください。
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彗星(20K)が地球の近くを通ったら…
 
司会者:
木内先生(先生はやめてくださいよ)、木内さんは、彗星捜索家ということで、見つけたらノ-ベル賞という行方不明になった彗星を、コンピュ-タ-と比べると、非常にチャチな計算機で計算しながら導き出して見つけた方です。スウィフト・タットル彗星です。
そういう計算をいっぱいされていたんで、イメ-ジが非常に見えて、いろいろされることと、臨死体験は死亡体験ということで、完全に、呼吸脳波心臓全部止まられて、30分間はお医者様のデ-タが残っていて、立花隆さんなんかも全部調べられ、折り紙つきで、こういう方は一人しかいない、例がないということです。
それと、昔の太古の地球の水と今の水とはだいぶ違うみたいですが、その元の命を持った太古の水を生み出されています。
また、21世紀になって一番だろうという発明をなされています。
 
木内さん:
ありがとうございます。皆さん、こんにちは。もうたくさん来て頂いてびっくりしていますけれど。彗星捜索家の木内と申します。今、お話にあったように、私の名前が付いてる彗星がもう既に幾つか空を回ってまして、一番有名なのがですね、スウィフト・タットル彗星という彗星なんですが、2126年の8月14日、日本時間では10時35分頃、インド洋あたりに落ちるんではないかという星を探したんですね。もうそこまで計算できるんですね。
その彗星は当然のことながら世界中の天文学の先生、彗星の先生、実はこれ1862年にスウィフトという方とタットルという方が発見したんですが、皆さんは流れ星というの見たことあります? 8月12日頃流れる流れ星、これはペルセウス座流星群と言います。その流星群の母なる天体、何故母なる天体かというと、これ一つ皆さん覚えといてね、家に帰って話したら、凄いなあなんて言いますよね、先ず、流れ星はどうして流れるかということなんですけども、その原因というのは、彗星というのは、汚れた雪達磨と言われています。
 
そして皆さんは、その汚れた雪達磨の中で発生した生命体が地球に降り注いで生物になっているんですね。私達のふるさとというのは彗星なんですね。地球ではないんです。地球で黴(かび)のように生えた。これが本当の形なんですね。そういう形なんですけど、彗星というものは太陽系の外の方からやってくるんですけども、さっき言ったように、いろんな石とか岩とかそのいろんなものを含んでいます。
 
それが太陽に近づいて来ると、ガスを噴出しますね。当然、氷が溶けてガスに気化します。そうすると、気化した時に細かい塵も一緒に出ます。で、太陽に近づいて来ると、その細かい塵なんかが、本体よりも速度が遅くなるから徐々に徐々に遅れてくるわけですね。動いて来る時に少しずつ遅れてくるから。それで、何回も何回も太陽の周りをこう回ってるうちに、塵の帯ができるんですね。太陽の周りに塵の帯。
 
そして、地球は太陽にかなり近い所にあるから、この辺でクルクル回ってるんですけども、そうすると、その塵のこういう帯があると、帯の中に飛び込むんですね。それが8月の12日あたり。皆さんで有名なのは獅子座流星群ってありますね。これは11月の17日頃の大体、地球が通るあたりにその帯が通ってるわけですね。で、その中に飛び込むわけです。よく、車で走っていて、これから野焼きってのがあると思うんですね、そうすると、横へ煙がたなびいていて、車が走っていくと、その煙の中に飛び込む、というような形で車が地球と思ってください。そして、煙が塵と思って、そこへ入っていくような形になります。そこでその塵がいっぱい地球の中に飛び込んでくるわけです。それが流れ星ということなんですが、その塵の帯は、これは彗星の通り道にもなっているわけです。
 
で、本体がやってきて地球にやってきてらどうなるでしょう。ぶつかりますよね。これ、ぶつかったら、たいへんなことになりますよね。で、因みに、私の見つけた彗星の大きさはどのくらいかというと、直径が20キロぐらいなんです。20キロぐらいなのが地球にぶつかったらどうなるかということを、ちょっと考えて貰いたいんですね。
どうなると思いますか? 綺麗に流れて大きな流れ星になる。実は、誰もその発見した当時はどういうことが起きるかわからなかったんです。ただ一つだけ予測ができたんですね。地球の引力というものの大きさとか、そういうものを計算していってユカタン半島という所に大きなクレ-タ-があったんです。見つかったんですね。そこに、多分地球の今の引力で落ちて来れば、このくらいの規模の爆発が起きたんだろうということを仮に想像できたわけです。
で、その当時の計算ですと直径10キロぐらいなのが落ちて、地球の表面にぶつかって塵が噴き上げて、成層圏まで塵が行っちゃって太陽の光が入らなくなる。そうして、氷河期になって恐竜が絶滅したというお話は知ってると思います。でも、実際にそうかというのは誰も知らないんですね。実際、知らなかったんです。
 
で、それを知るためには、本当に星と星がぶつかったところを見なきゃいけないという時に、また1994年の時に、SL9というのがありましたね。全部で21個の彗星。
実は、あれ、悔しい思いがあるんですよ。93年の3月に彗星の会議ってのがあるんですが、この3月にこの彗星が初めて写真に写されたものを私は見てまして、これは新しい彗星だと言ってたんですが、会議だったんで報告できなかったんです。
そしたら、アメリカの方で暇な人達が見つけちゃって名前付いちゃったんですね。で、本当はあれは木内という名前が付く予定だったんですが、後回しされたんですね。連絡が。その時はスミソニアン天文台の先生も来てたんですが、後で報告しとくと、それで終わっちゃったんです。あれは、本当はSL9でなくて木内彗星が全部ぶつかるという。
でも、良かったと思う。あれが、木内彗星がぶつかると言ったら何を言われるかわかんないですよね。木星にぶつけられて、えらい騒ぎになる。その前にぶつけたのも地球にぶつかるという話になりますから。
 
一番有名なのはこの彗星から地球をどうやって守ったら良いかっていうことと、SL9というのが落ちた時に先ず一番良くわかったのは、巨大な望遠鏡で、今迄例えばユカタン半島に落ちた奴で地球が氷河期になってしまうという計算ですると、木星の大きさはこのくらいだから、例えばSL9というのは直径が1キロぐらいから、大きいのでは5キロぐらいのものが全部で20個ぶつかるわけです。でも、その当時そういう計算をすると、多分地球上から大きな望遠鏡でも見えないんではないかというふうに言われてたんです。
 
で、私は私と国立天文台の彗星の先生達と4人ぐらいで、それはおかしいんじゃないかと、初めて地球でできる出来事なのに、いや人類が体験する出来事なのにもう答がわかってるというのはおかしいんじゃないか、いろんな角度から観測しませんかと言ったら、みんなに言われた言葉が、好きにしたらと言われたんです。
で、殆どの世界中の天文学者はもう見えないという前提で、これ面白いんですよ、計算してる人達って面白いんです、凄くのめり込むんですね。そうすると絶対自分が正しいと思い込むんですね。ですから、見えないんだと決め付けるんです。で、こういうフィルタ-、特殊なフィルタ-使ってカメラを取り付けて写さないと見えないんだと思うんですって。
 
私達は、それはおかしいという考え方持ちましたから、私、大きな望遠鏡をオ-ストラリアまで持ってたんです。最初、この旅行に行く時にね、凄いですよ、こんな大きな望遠鏡の場合、最初に送っとかなければいけないんですよね、税関の関係かなんかありますから。それを、これは多分90キロあると言ったんですよ、3人で行くと一人30キロだから、あっ、これは手荷物でOKですよと言われたんですよ、ええ、手荷物で。俺らの着替えはどうするのかといちいち考えたんですけど、手荷物でOKだというので、そういうふうに梱包したんです。
一つ一つバラバラにして。本当なら何トンという量の奴をアメリカに外注、発注しまして図面を書きましてそれをコンパクトにできるものを作って貰ったんです。で、一つの塊が30キロくらいの塊にして梱包して持って行った、でもこれは最初から何かに申請しておかなくちゃいけないんではないかと旅行社さんに言ったら、手荷物だから大丈夫ですと言うから、本当かなあと疑いを持ってた、で、飛行場に行ったら、駄目ですと言われたんです。
どうしたかというと、それを積んで行くのに45万円取られたんです。飛行場で45万円、行かなかったら、えらい目に遭うんですねえ。どうしようか、みんな全部出せとみんなに出させて行ったんですけど、まあスポンサ-が後で付いてくれたから助かったんですけどね。
 
で、向こうの飛行場に着いたんですよ。これは、オ-ストラリアに着いたんですけどね、で、パ-スという所に着いたら、これは許可を貰って持ってきたんじゃないよねと言われたんです。それはそうですよ。そうしたら、これは密輸になるから、これを持って帰れと言われたんです。
で、頭へきて、向こうの税関の人と交渉しまして、オ-ストラリアっての凄いんですけど、袖の下、駄目ですね、あれね。これはやらない方が良いと、怪しまれるんですね。で、そこで交渉したのは、今この望遠鏡持って来たのは、世界で最大の研究をする、この機を除いてはもうできないんだと、それもオ-ストラリアでないとできないんだと言ってゴタゴタ言ったんです。そうしたらOKになったんですね。
OKというのも、そのOKの言い方が良いんです。私は知らなかった、あなたが勝手に持って来て勝手に持ってって帰れと言うんですね。私は何も知らない、その代わり絶対残すなと。それはそうですよね。私等、絶対持って帰りますよね。で、それをロ-カル飛行場までその所長さんが送ってって貰って、それからOKなったんです。
帰りは困ったなあと思って、今度は船便で送り返したんですね。また40何万も取られちゃあたいへんなんで。船便が20何万だったですかね。やっぱ安かったですよ。一ヶ月かかりましたね、返ってくるまで。
 
で、そこで観測した時にはどうだったかと言いますと、その器械、私達が飛行機で着いて、丁度エア-ズロックのあるアリススプリングスという飛行場があるんですが、そこに降りたんです。降りて一番びっくりしたのは、タラップを降りてくる時に、ニュ-ス23という番組知ってます? 筑紫哲也さんの、あの番組くるのを待ってるんです、ズ-ッと降りてくるとこズ-ッと撮ってるんですよ。
私はそれなりの顔して降りて行かなければならない。で、降りてって、それからニュ-スになりますから、ニュ-スに出て、あれ、皆さん見ました? 私? 見なかった? 見なかったの、それは残念でしたね。あそこで一番最初にすぐ行って、ホテルで望遠鏡を組んだんですが、まあ、飛行機で持ってくってのは凄いなと思って、あちらの人間の力の強さ。荷物投げてくれるんですよね。そうするとね、フレ-ムが曲がっちゃったりして、その場で組む時は大変だったんですよ。
 
その狂いをこう直しながら組んで、やっとこサ-ッと覗いた瞬間に一発目が落ちる瞬間。で、これはCCDカメラとかそういうので取り付けて写そうと思ったけど、これは無理だ。木星って明るいんです。で、落ちてくのってもの凄く暗いんです。ところが、人間の眼の凄さというのは両方が同時に見えるんですね。木星があって、落ちていくのも見えるんです。で、木星の明るさっていうのはマイナス二等星ぐらいですね。一等星よりも明るいってことなんです。だから一等星ってどのくらいかというと、100Wの裸電球って皆さんわかりますよね。これを1kぐらい離れた所で見た感じの明るさが一等星です。その半分くらい、500mぐらいんとこから見たのがマイナス一等星。もっと近い、相当明るいですね。そうやって覚えとくと明るさの度合いがわかると思うんですが、木星ってのはそれだけ明るいわけですね。
その明るいところに13等ぐらいの明るさのもので落ちて行くんですね。これはもう見えないんです。人間の眼で見えるのは、普通望遠鏡も何も使わないで見た場合に6等星までしか見られないんですね。望遠鏡使うとそういう。暗いものまで見えるんですが、明るいものと暗いものが同時に見えるのは人間の眼だけなんです。これを写真撮った場合にこの暗いのを写そうとすると露出時間って長くしなくちゃいけないんです。光をたくさん入れ込まなくてはならない。そうすると、明るい木星はこんなにでかくなっちゃうんですね。結局潰れて写らないんです。
 
で、最終的にその落ちる瞬間どうしたかというと、スケッチで書いたんです。それで、国立天文台へ送ったんです。その時に、たった1キロのものが最初落ちた時に、こういうように木星のところの、コブ、タンコブができるんですよね。赤い、真っ赤っかなタンコブがドンドン大きくなっていくんです。ドンドン大きくなって、5分ぐらいして一番大きくなった時に、丁度木星の大きさの11分の1ぐらいだったんです。木星の大きさの11分の1っていうと、どのくらい大きいかと言うと地球と同じ大きさなんです。つまりたった1キロのもので地球と同じくらいの火の粉雲、原爆の火の玉と同じものができたということです。
ということは、ユカタン半島に10キロのものが落ちて塵が上がった? 冗談じゃない、たった1キロのが落ちても地球全体が火の海になるということですよ。そういうことになってくると、私達のものの考え方が大分違ったんじゃないかってことになるんですね。
で、そういうのを今度は元にして計算しなきゃいけないってことになってきます。そういうことから例えば、僕の見つけた彗星はどのくらいの大きさかと言いますと、直径が20キロです。だから、花火上げたようなものじゃないんですね。
例えば、彗星がこう近くを通るんですが太陽から出てガスを噴出します。そのガスの中にはいっぱい塵があります。直径が大体40万キロぐらいになります。本体は20キロですけど、ガスの広がりは40万キロ。一番そのガスの濃い所までが大体30万キロぐらいになります。それは塵もいっぱいあります。
それが地球にもしぶつからなかったとして、地球の近くを通ってったら、どうなるか調べてみたんです。地球の近く、計算上では地球から7万キロのとこ通るんです。引力で吸い寄されてしまった計算なんですが、もし吸い寄せられなかったらどうなるかという話なんですね。地球と月までの距離が38万キロです。平均的に。ですから、7万キロって相当近いと思いますね。
さて、その彗星のとこからガスの塵が一番濃いとこまでが約17万キロぐらいですね。その中がもの凄い細かい塵が密集してるわけです。そうすると、それがス-ッと地球を通過してく時、時速10万キロで通過してきますから、これは流れ星が凄いんです。流れ星ではなくて、雲仙普賢岳の火砕流と同じように一粒や二粒だったら綺麗なんですが、山を覆うとなると全部熱になってしまうんです。そうするとそれは熱いなんてものじゃないですね。骨になってしまいますね。それが地球の表面を全体を覆う可能性があるということも求められちゃうわけです。
ですから、ぶつかるかぶつからないか関係ないんですよ。要は、これを排除しなきゃいけないんじゃないかということで、1994年にこういうことを、まあやったわけですね。で、国際会議を開いて貰ったんですが、実はこの国際会議でいろいろその星を通じてという話もありますけど。
あ、もう一つ、ティ-プインパクトという映画ありますよね。ご覧になった方います?アルマゲドンでも良いです。あれのモデルは私なんですね。地球にぶつかる星を探した人間でしょ? あれを多くの人達に怖がらないように少しずつ知って貰うには映画を作った方が良いということで、スティルバ-グさんにお願いして、それで作って貰ったという経緯があります。ですから、そのモデルははっきり私なんですね。
 
by fuku_mama | 2009-12-27 16:55 | ママン日記